はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

春の萌芽

 本日2月3日(水)は、節分、立春の前日ですね。

気候的に、寒さはまだまだ冬ですが、旧暦では二月は如月、春ですね。

とういうわけで、浜坂の春を見つけに写真を撮りに行って来ました♪

冬の浜坂海岸

 山陰海岸、浜坂の海は、この写真をみると、やはり冬の厳しさを呈していますね。

椿

 山茶花の紅はまだ鮮やかで雪の白との対比がきれいです。(山茶花、さざんかは冬の花)

山茶花は、冬の終わりまで長い間咲くからでしょうか、花言葉は困難に打ち勝つ、ひたむきさ」です。

私たち、澄風荘のスタッフ一同も山茶花のように、ひたむきに、謙虚さを忘れずサービスに心をこめて精進していきたいと思います。

ふきのとう

 さて、冬と入れ替わって、まさに立春。春の花の代表・菜の花が咲いていました。

「おぼろ月夜」(岡野貞一・作曲高野辰之・作詞)では、

 

菜の花畑に入り日うすれ 見渡す山の端 霞深し

と歌われています。

与謝蕪村の俳句

菜の花や 月は東に日は西に

と詠まれています。花言葉は「豊かさ、財産」。

 私たちの生活や文化になじみ深く、食材や油の原料としても活用されている菜の花。

菜の花を見ていると、寒く厳しい冬から、華やかで豊かな春の訪れを感じます。

季語の通り、豊かな心をこめたおもてなしをできるよう、立春、季節の変わり目を期に、心を新たに折り目をつけ、スタッフ一同気を引き締めたい次第です。

 皆様も、すてきな春の予感、春の萌芽を見つけてみてくださいね♪