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はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘のスタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

かに旅は青春18切符で!!/餘部駅「空の駅」もおすすめ

余部鉄橋・鉄道駅情報 旅行情報 観光スポット

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かに旅行のお客様に全国各地からお越しいただいております。ここのところJRをご利用される方も多くなったような気がいたします。

特にご年配の方々は青春18切符をお使いの向きが多いようで、一昨日は四日市市から4名の男性グループが青春18切符で来られ、昨日もJR浜坂駅までお迎えの男性2名のお客様も青春18切符でありましたが、偶然同じ列車に乗り合わせの妙齢のお2人も同じ方法でJRをご利用されたようです。

青春18切符とは

全国のJR線の普通列車が1回あたり2,370円で1日乗り放題です。1人で5回分または5人までのグループ利用ができます。

販売期間

 夏:平成28年7月1日~平成28年8月31日

 冬:平成28年12月1日~平成28年12月31日
有効期間

 1日間(1回につき) ※5回分セット
利用期間

 夏:平成28年7月20日~平成28年9月10日
 冬:平成28年12月10日~平成29年1月10日

おトクなきっぷ:JR東日本

そこで、JRの青春18切符についてネットで調べると、お時間にご猶予のある方にとってはかなりお得です。

もちろん18歳でなくても使えます(笑)

新幹線には使えませんが、JRの普通・快速列車の普通車自由席に乗ることができます。

一枚の切符で五回または同一日グループで複数人で利用できるので、例えばこんな使い方ができます。

  • 2人旅行の泊旅行で往復、残り一回は日帰りの一人旅行
  • 5人グループの日帰り旅行

グループ旅行にも一人旅にもお得に活用できますね。

旧餘部鉄橋「空の駅」

鉄道好きの方には有名な餘部鉄橋のあった餘部駅は浜坂駅から2つ目の駅です。

餘部鉄橋は現在「空の駅」として”空を歩くように”日本海の絶景が楽しめます。

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来秋にはエレべーターが設置されることになり、今年の10月には安全祈願祭が行われました。

JR豊岡駅から浜坂方面行く途中に餘部駅はありますので、浜坂へお越しになる途中に余部駅からの眺めが見られます。

浜坂方面へお越しになる際は、ぜひ山陰本線の風景をお楽しみください。

宮本輝『海岸列車』

兵庫県神戸市生まれで神戸市在住の作家宮本輝氏の1989年の作品に『海岸列車』という長編小説があります。

海岸列車というのは、城崎から「鎧駅」にいたる山陰本線を走る各駅停車の列車のことです。

鎧駅というのは餘部駅と香住駅の間にある無人駅です。

山間部を通りトンネルが多いため、海が見えたと思ったらすぐトンネルに入り、また海が見えたと思ったらトンネルに入るというこの山陰線の様子を、明るい海と暗いトンネルが交錯する”人生の縮図”のようだと作中で喩えた言葉です。

幼くして母と生き別れ、育ての親の伯父の急死によりモスクラブという大きな会員制クラブの会長になった手塚かおりと、その兄夏彦の、仕事や恋愛を通した成長物語です。

当時のバブル景気に湧く世間にシニカルな批判を加えつつ、人の生の華やかさとの寂寥感を描いた物語だと思います。

この中に出てくる「私利私欲を憎め。 私利私欲のための権力とそれを為さんとする者たちと闘え」という言葉が強く心に残りました。

手塚かおりと夏彦の兄弟は、生き別れた母の住む「鎧駅」を心の拠り所としています。鎧駅は無人駅で何とも言えない情緒がある秘境駅です。

実際に「海岸列車」に揺られながら読むと、主人公たちがなぜ「鎧駅」を心の拠り所にしたかわかるような気がしました。

『草原の椅子』以降はあまり読まなくなりましたが、宮本輝作品はほとんど読んでいます。『海岸列車』は宮本輝の初期~中期の傑作の一つですね。文庫で全2巻です。

海岸列車 (上) (集英社文庫)

海岸列車 (上) (集英社文庫)

 
海岸列車 (下) (集英社文庫)

海岸列車 (下) (集英社文庫)

 

かに旅行に山陰本線でのんびりぶらりと「海岸列車」の旅をご体験下さい。