はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

道の駅巡り再び

 道の駅巡り再び

五月晴れの月末、昨年に引き続き道の駅巡りに出かけました。香美町村岡で左折して蘇武トンネルを抜けて丹後半島方面に向かうコースです。

昨年の道の駅巡り記事:

blog.syofuso.com

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蘇武トンネルを出てから暫く走ると、神鍋高原道の駅を見つけた。春大根や蕪、新玉ねぎなどが並び、フキや朝倉山椒も売られていました。

michinoeki-kannabe.com

 春大根、蕪、手作りのこんにゃくを買う。

但東町へ

高原を下り皿蕎麦でおなじみの出石を通り過ぎて但東町、ここはドウダンツツジで有名な安國寺のあるところです。

 ちなみにこの街道は、幕末の京都で起きた禁門の変に敗れた長州の桂小五郎は、朝敵とされたため、出石の知り合いを頼み落ち逃れた道でもあります。

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私達が目指したのは、日本三景のひとつ天橋立にある「元伊勢」この神宮は、彦火明命を祭神とするところです。

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天照大神、豊受大神が現在の伊勢神宮にお遷りになられるまで、御祀りされていたとも言われます。

お参りの後、天橋立の静かな海面を眺めながら国道脇のレストランで昼食。

昼食後もう少し足を伸ばしことになり、舟屋で有名な伊根の道の駅まで車を走らせました。

丹後町の道の駅「てんきてんき」

帰りは、間人を抜けて丹後町の道の駅「てんきてんき」に立ち寄る。

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この2つの道の駅は海産物の加工品が中心で、山菜や旬の野菜がなく道の駅としては寂しい感じです。

京都・丹後半島の道の駅/てんきてんき丹後 公式サイト

 城崎温泉へ

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その後、山陰海岸ジオパークでもある久美浜の海岸を写真に収めてその後、山越しをして、城崎温泉へ。

 

 城崎温泉はインバウンドのお客様を受け入れる体制が整備されており、さすがに平日にも拘らず、大勢の浴衣美人が温泉街をそぞろ歩く温泉街の雰囲気を味合うことができます。

志賀直哉が逗留された三木屋、老舗の趣にある西村屋を通り過ぎ、山越しをして竹野、香住をぬけて餘部インターを降りると、天空の駅でおなじみの余部橋梁の下をくぐる。

 この秋には、駅まで登ることの出来るエレベーターが完備して、多くの人たちが訪れることが期待されるが、道の駅は地元の山菜や農産物が、少し寂しく魅力があと一つである。

夕方5時澄風荘に無事帰還でした。