はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

決勝に進出した広陵高校に思う 葛原しげると前田純孝

記録的な猛暑が続いた今年の夏。その中で球児たちの夏も終わり、花咲徳栄が広島の広陵高校を破り、初めて埼玉県に深紅の優勝旗が渡った。

敗れた広陵高校の中村選手は、大会新記録の6本の本塁打で話題を独占した。その広陵高校の校歌の作詞者が広島出身の葛原しげる先生であることを知り、広陵高校がすごく身近に感じた。

前田純孝と葛原しげる

葛原しげるさんの作詞した童謡は「夕日」「とんび」「白兎」「羽衣」「たんぽぽ」「キューピンさん」など数多くある。

葛原しげる - Wikipedia

ところで、この葛原しげるさんと前田純孝の友情については以前も書いたが、前田純孝の生涯を描いた吉村康氏の小説『春来峠』をもう一度読み返してみて、その辺りも詳しく描かれています。

前田純孝は、新温泉町諸寄の生まれ、与謝野鉄幹、晶子から「東の啄木、西の翠渓」とその才能を並び称されたが、結核のため31歳で夭逝した。病苦に苦しむ純孝の闘病資金を捻出するため、葛原は純孝が書いた詩を東京中の知人に売って歩いた。

『春来峠』吉村康 

 葛原しげるさんと前田純孝との関係については過去記事に詳しく書いていますのでm,ご興味のある方はご参照下さい。

 

 

blog.syofuso.com

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