はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

山陰海岸ジオパークの浜坂を歩く

昨日、山陰海岸ジオパークの魅力再発見でかにソムリエを始め21名が、まち歩きを行った。町の魅力の説明は、山陰海岸ジオパーク専門ガイドの岡部良一さんが行った。

 

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一行は、加藤文太郎図書館の駐車所を小雨の中出発し、すぐ脇にはこの街の出身で与謝野鉄幹や晶子と交流があり、夭折した前田純孝の歌碑が建立されています。

また、すぐ近くの加藤文太郎記念図書館には、2000冊以上の山岳図書も蔵書されていて、全国各地から多くの人たちが訪れています。

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味原小径の向かいの西光寺の近くには、浜坂温泉の源泉もあり、その通りの赤いレンガ積みの塀は、余部鉄橋と桃観トンネルの難工事で、犠牲になられた朝鮮労働者の方々を鄭重に葬ったこの寺の住職に対して、感謝のため設えられたものです。

ここを登ったところの左手には、ユートピア浜坂があり、右手に折れると先人記念館

以命亭があります。

ここには、新温泉町出身の先人たちを顕彰するもので、町の造り酒屋「七釜や」を改装したものです。

昼食は、まち歩き案内所の「松籟庵」で済ませ、この町はかって「みすや針」と言った縫い針で栄えた時期もあり、今でも製造されているレコード針の説明もして戴きました。

 

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