はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

浜坂の花・自然・風景

新温泉町の情緒ある散歩道 味原小径

新温泉町浜坂の先人記念館「以命亭」と西光寺の間の細い道を下って行くと、ゆるやかな流れの小川があり、その脇の道をいつしか味原小径と呼ぶようになった。 川沿いを歩いて登ると右手の石垣が続き、浜坂の古い歴史を醸し出しています。左手にある日本アルプ…

浜昼顔の咲く頃 浜坂海岸の初夏の風物詩

今年も新温泉町の浜坂海岸には淡いピンク色の浜昼顔が砂浜一面に咲き、見頃を迎えています。浜坂海岸は、山陰海岸ジオパークの中核に位置しており、遊覧船が白い航跡を残して行き交います。 今年も新温泉町の浜坂海岸には薄ピンク色のハマナスが砂浜一面に咲…

春を告げる花(3)辛夷の花

歌手千昌夫さんの「北国の春」はだれでもよく知っている歌ではないでしょうか。 ♪ こぶし咲く あの丘 北国の ああ 北国の春 ♪ 開花時期は3月中旬から4月の中旬とされているが、この辺りでは今が開花時期です。 blog.syofuso.com blog.syofuso.com

春を告げる花(2)ミズバショウ

座禅草が咲く高原の近くには、地域の古老が長年かけて育て上げた「みずばしょうの里」があります。 これから5月中旬にかけてが見頃のミズバショウは、座禅草と同じ里芋科であるが、こちらはミズバショウ属、清楚で可憐な純白の花です。 ミズバショウといえ…

春を告げる花(1)座禅草

兵庫県美方郡香美町村岡の国道9号線から山あいに入ったところに春を告げる花のひとつ座禅草が咲く群落がある。 座禅草は、またの名を達磨草とも言い。里芋科、ザゼンソウ属。春に湿地帯の中に咲く。茶色の仏炎苞(ぶつえんほう)の中にあるのが花は、座禅を…

泰雲寺の枝垂れ櫻

樹齢250年以上と言われる新温泉町の泰雲寺の枝垂れ櫻が例年より早く見頃を迎え、今年は1週間も速い今日あたりが散り際となっておりました。 平日にもかかわらず、多くの人たちが訪れて写真に収められておられましたが、チラホラと舞う花びらが何故か哀愁…

新温泉町芦屋の兵庫県総合庁舎 桜が満開!1

ホタルイカの水揚げがピークを迎えておりますが、まるでそれに合わせるように桜の花が満開になりました。 新温泉町芦屋の兵庫県総合庁舎の小さな川沿いの桜の木も今が見頃。

旧暦の七夕さん

7月7日は七夕さん。全国各地で七夕の行事が行われます。山陰地方では 旬の行事が旧暦で行われており、来月7日まで各宿の門先に七夕飾りの竹を 設えて、お泊りのお客様に短冊に願いを書いて頂きます。 浜坂観光協会では8月7日、各宿の七夕飾りを白砂青松日本…

何れが菖蒲か杜若!

新温泉町浜坂にある先人記念館「以命亭」と西光寺の脇の小路を下ると小さな川が流れています。 川の片側には、高い石垣と古い塀が連なる家並みがあって、昔の面影を感じさせてくれます。 その反対側には、日本アルプスをイメージした屋根の建物が「町立加藤…

ハマヒルガオの花が咲く頃

山陰海岸ジオパークの中核に位置する新温泉町の浜坂海岸に、ハマヒルガオの花が 咲き始めました。青い日本海をバックに薄いピンク色した可憐な蕾がちりばめられた砂浜。いよいよ初夏の潮風薫る季節になりました。

田君川の梅花藻(バイカモ)回復

兵庫県美方郡新温泉町の田君川の梅花藻は、日本でも河口から最も低いところに 群生していることで有名。 清流の証でもある群生は、 平成11年の台風で壊滅的な被害を受け、昨年は白い妖精のような梅花藻の花を見ることが出来なかったが、今年は見事に蘇り最盛…

山吹の咲くころ

今年も黄金色の山吹の花が咲いてます。春の訪れが、遅かった分だけ漸く咲き始めたのでしょうか? 山吹の花は実をつけないから誰からもあまり期待をされない。 それでも春には欠かせない野花の一つで、このころには何故が気にかかる。 毎年季節の気温が微妙に…

ひとつの花に1~3個の雌蕊、福寺八重桜が満開

新温泉町の湯村温泉荒湯の近くの正福寺八重桜が満開。 ここの桜はひとつの花に1~3個の雌蕊があり、大変珍しいと言われております。

泰雲寺の県指定の天然記念物枝垂れ桜が満開!

今年も樹齢250年以上の桜の大木兵庫県美方郡新温泉町の泰雲寺の県指定の天然記念物枝垂れ桜が満開! 桜の大木は高さ約13メートル、幹周り5.25メートルで西日本一。遅い春の訪れで、開花も例年より約1週間遅れではあるが、見頃を迎え、近郊近在は勿…

遅い春がやってきた。

今年の冬は殊の外降雪が多くて、 山深いふるさとの野山にも漸く遅い春がやってきた。 春を告げる蕗の薹も菜の花もなごり雪の間から顔を覗かせる。里の桜の満開と時期を同じくするのも珍しいことである。

新温泉町の畑ケ平大根 珍しいお座り大根です。

畑ケ平大根のブランドで有名な兵庫県が、今出荷の真っ最中。写真の大根は珍しいお座り大根です。 今年の畑ケ平大根は、山からの大根を運ぶ途中の山道が、台風12号の影響で寸断され、出荷が遅れた状態です。 それでも毎日、人海戦術で京阪神の中央市場への出…

太公望が国を釣る!

梅雨時の晴れ間をぬって、日本海から約2キロほど溯った岸田川の川縁で、太公望たちが釣り糸を垂れている。 6月1日から岸田川は鮎漁の解禁が始まり、多くの釣人が鮎釣りを楽しんでいる。太公望は紀元前11世紀ごろの中国周時代の軍師。斉国の始粗、名は尚…

驚き桃の木山椒の木!

余暇を見つけて、これまでと違った時間の過ごし方をしてみるのもまたいいもんだ。 実家の山に分入、山椒の実や葉を摘んだり、蕗や蕨を採って佃煮にする。 筍を朝堀りして、湯村温泉の荒湯で湯掻いて一品の惣菜にする。 ワサビの新芽を刻んで和える。 若い蓬…

新温泉町浜坂 あじはら小径で蛍鑑賞 ほっほっほたるこい!

澄風荘にお泊りのお客さまをホタルの見える小川にご案内をした。 ほっほっほたるこい!あっちの水は苦いぞ。こっち水は甘いぞ! 私たちが子供の頃も、同じように言ってはホタルを追いかけ回ったことを思い出す。 いつの時代も、そして何処でも、子供たちは「…

初夏の野花その5 いずれが菖蒲か杜若(カキツバタ)

山陰海岸ジオパークの中枢、新温泉町浜坂の日本海に注ぐ河口付近に小さな川が流れていて、その畔の小さな路を味原小径と地元の人々は言う。 今頃の時期は、夜の8時から9時頃にかけて味原川の周りを蛍が舞っている。昼間小径を散策すると、紫色の花菖蒲の花…

初夏の野花その4 花の絨毯

山陰海岸ジオパークエリアの新温泉町浜坂、日本海の河口から3キロ程溯った久斗川の畔、まるで黄色い絨毯を敷き詰めたように咲いている名も知れない黄色い花が咲いている。 ここから2キロほど上流は、毎年夏になると、水のない川に変わります。久斗川の急流…

初夏の野花その3 卯の花 夏は来ぬ♪

野山の至る処に白い空木の花が散見される。兵庫県新温泉町は山陰海岸ジオパークエリア中枢のところ、空木の花は、旧暦の卯月に真白い花を咲かすから卯の花、ユキノシタ科、ウツギ属 。 茎が空洞になっているところから、空ろ木変化して、空木。 見た目が雪の…

初夏の野花その2 美しい花にはとげがある!

「美しい花にはとげがある。」新温泉町の日本海の河口から山間に16キロ程入った道端に、あざやかな色したアザミの花が咲いていました。 ウィキペディアによると、薊はキク科、アザミ属の植物。深い切れ込みがあるものが多い。また葉や総苞にトゲが多く、さ…

初夏の野花1ヤマツツジ  山野を駆け巡り!

野山がすっかり青々とした木々に包まれ、初夏の様相を漂わせている。その中に赤い花がヤケに眼に入ってくる。 山ツツジの真っ赤な花で、子供の頃の学校からの2.5キロの家路を悪童ともども、道草をして花弁を摘んではよく口にしたものであった。 あの頃は…

浜坂の蛍スポット 味原小径に蛍が舞う!

味原小径に蛍が舞う! 梅雨空の合間を縫って、ひとときの逢瀬を楽しむように味原小径に蛍が舞う。蛍たちにとっては短い青春、そっと見守ってあげましょう。 少しづつふるさとの川に蛍が戻りつつあるが、幼い頃は、初夏の夜空にたくさんの蛍が舞っていた。夜…

山吹を摘む!

梅雨の合間の好天のこの日、新温泉町浜坂から車で25分、山間の集落に入ったところの所有の休耕田で、山蕗採りをする。 約2時間、青空の下で手作りのお弁当を開いて昼食。その後、採集した山蕗を湯村温泉の源泉荒湯で30分ほど湯がき、傍を流れる春来川の…

今年もハマヒルガオが咲き始めました。

新温泉町浜坂には、山陰海岸ジオパークの中に白砂青松100撰「松の庭」があります。その前面に青い日本海を眺める砂浜、今年も淡いピンク色したハマヒルガオの花が咲き始めました。 ハマヒルガオは、ヒルガオ科のツル性の多年草で、海浜の砂地に生える。花…

棚田に早苗が・・・

新温泉町海上は、扇ノ山、上山高原の麓に位置する集落。扇ノ山や畑ケ平高原を源とする岸田川は日本海にそそぐ河川。 この辺りは、とても美しい棚田が多いところです。 まだ残雪がみられる山々。遅かった春の訪れとともに遅い田植えが始まり、山間の小さな棚…

泰雲寺のシダレザクラが満開!

兵庫県新温泉町にある泰雲寺では推定樹齢150年の枝垂れ桜が満開を迎えております。今年は遅かった春の訪れで、野や山のいろんな花の開花が遅れ気味だが、平日にもかかわらず枝垂れ桜を求めて訪れる人も多い。樹種はエドヒガンで、樹高約13m、幹周り約3.8m県…

ささやかな花見は如何!

新温泉町を流れ、日本海にそそぐ岸田川の源流に位置し、扇ノ山、上山高原の麓にいただく八田地区のある庭園に植えられた辛夷がようやく満開を迎えていた。 生憎の雨が遅い春に一層肌寒さを感じるが、辛夷の白い花の鮮やかさをひきたてる。 今年は例年より桜…