6月1日、我が町の中心地から18km奥まったところに創造の森がある。集落の人々が村おこしの為、山を切り開いて誰でもが学び、遊び、憩う場として造られたものです。「創造の森」と時の町長に命名していただいたものです。20年ほど前のことでした。当時「加藤文太郎語る会」が交流させていただいていた神戸市の「ブナを植える会」の皆さんにお願いして、その当時の区長さん等と相談してこの地にブナの木を植えていただくことにしました。
わが町を襲った平成3年の19号台風の大被害を経験しし、同4年からブナの木植樹1000本を目標に取り組みました。目標の植樹を終えてからもブナを植える会の皆さんは毎年訪れてはブナの木を大切にしていただいております。
従ってこの祭りはこのような事を経て11回目となりました。今は集落の若い主婦の皆さんや応援に駆けつけてくれた方々で盛り上がりを見せています。
どうか初めの志がブナを育成して自然の森を復活させ、災害にも強く、心和む癒しの空間を創造することも忘れないでもらいたいものだと思います。