はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

カニソムリエがシンポで熱く語る

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地才地創シンポでカニソムリエが熱く語る

地才地創シンポゥジュウムIN但馬が養父市のビバホールで開催された。三名のパネラーの一人として新温泉町浜坂のカニソムリエを代表して七釜温泉「こうや旅館」の若女将堀江順子さんがカニソムリエの思いを熱く語った。

 堀江さんは三年前、浜坂観光協会が「カニ元浜坂」を宣言したと同時にカニソムリエ制度を発足した時から企画に携わった一人です。三カ年の研修期間と昨年の検定試験を経て37名のカニソムリエが浜坂に誕生したがそのメンバーの一人でもある。

 カニソムリエはカニのプロフェショナルであるが、もっとも大切なことは心からのお持て成しであり、安心安全な食材に拘ることです。堀江さんは毎日のように競り市場に出かけ、自分の目で確かめた魚介を買い付けたり、米や野菜も自家製のものをお客様にお出ししております。

 但馬には美しい自然や美味しい食材、暖かい人情など多くの良さがあるが、反面交通アクセスは不便さを感じる。しかし、あまりにも便利さを求めるが故、昔からの大切なものを忘れかけている。

 お客様が、本当に求めているものは旅の全プロセスがゆっくりと流れる時間であり、そこに熱いものを感じられることで、そのお手伝いが出来ることが最高の喜びだと語った。

 また、遊覧船に乗って山陰海岸の素晴らしい景観や神秘的な奇岩、洞門、洞窟を目の当たりして、大自然の偉大さに畏怖さえ覚え、自然の中に活かされている自分を発見。是非この素晴らしい山陰海岸国立公園ユネスコジオパークに認定されることを強く訴えた。

更新 : 2008/06/08 23:49