紫陽花の花が咲き始めました。隣の勝願寺の庭に咲いたものを撮りました。
梅雨のこの時期実に紫陽花は、雨によく似合う気品が漂う。
しかし、この花の持つ雰囲気は、何か人が近寄りがたい独特なものがある。
実際、あまり生け花などで見たことはないような気がするし、この地方では、個人の庭などにはほとんど植えられていない。
先日、ある料亭の料理のツマモノで使ったことで、間違って口にされたお客様が事故に遭われたそうである。
幸い大事に至らなかったが、まさか毒性を持った植物とはあまり知られていなかったのだろうか。
その辺り先人の智慧が何となく感じられてならない。
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