後鳥羽上皇御製
思いやれ 憂き身を御火の浦風に
泣く泣く絞る
袖のしずくを
源頼朝の死後、承久の変に敗れた後鳥羽上皇が隠岐に流される途中、1221年(承久3年)旧暦7月の(新温泉町浜坂)三尾の沖で遭難し掛かったところ、三尾の住民に助けられ、厚く持て成された。
その三日後、陸路を鳥取境港へと出発され。
自らの運命の悲哀を歌に託された心情を八百年経った今も哀しく思われてならない。
後鳥羽上皇御製
思いやれ 憂き身を御火の浦風に
泣く泣く絞る
袖のしずくを
源頼朝の死後、承久の変に敗れた後鳥羽上皇が隠岐に流される途中、1221年(承久3年)旧暦7月の(新温泉町浜坂)三尾の沖で遭難し掛かったところ、三尾の住民に助けられ、厚く持て成された。
その三日後、陸路を鳥取境港へと出発され。
自らの運命の悲哀を歌に託された心情を八百年経った今も哀しく思われてならない。