はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

余部新橋梁開通を記念して式典

余部新橋梁開通を記念して式典

6時15分初めて余部新橋梁を渡る列車が浜坂駅を発車したこの日、新橋の下では開通を記念して式典が厳かに行われた。兵庫県側からは井戸知事、鳥取県側からは平井知事がそれぞれ出席された。また、余部地区民を中心に盛大な催し行われ、新橋の開通をお祝いした。

 しかし、私たちが忘れてはならないのは昭和61年12月28日に起きた列車転落という大事故。

その下のカニ加工場を直撃、そこで働いていた人たちが犠牲となる大惨事が発生したことである。

 新しい橋の開通で、列車の安全性と確実な運行の確保は出来たが、その上には大きな犠牲が払われた事実を風化させてはならない。余部新橋梁開通を記念して式典

余部新橋梁開通を記念して式典