この程、ドイツ人の禅修行僧ネルケ無方さんが、ドイツ人住職が見た日本仏教『迷えるものの禅修行』を新潮社から出版した。
ネルケさんは、1968年ドイツに生まれ、高校時代にドイツで仏教出会い、坐禅を通して仏道を志す。1993年兵庫県新温泉町(旧浜坂町)にある安泰寺で得度。日本全国で坐禅修行を続け、2002年から安泰寺住職。
檀家なしで、自給自足の坐禅修行を行い、ドイツを始め世界各国から入れ替わり立ち代わり、参禅希望者がやってくる。
これまで、日本人、ドイツ人、オーストラリア人、オーストリア人、ポーランド人、ロシア人、フランス人、カナダ人計15名が出家得度を受けているそうだ。
ネルケさんは、ドイツ語は勿論だが日本語、英語等五カ国語が堪能で、昨年の7月浜坂観光協会で組織するかにソムリエたちも、山陰海岸が世界ジオパークに認定されたことで海外のお客様を英語でもてなす語学教室を開き、講師をお願いした経過があります。
その時感じたことだが、日本人より日本人らしいネルケさん、日本語も日本文化にも大変精通されておられた。
今後ますますのネルケ無方さんのご活躍をお祈りしたい。