ブナを植える会の皆さんが、久斗山の創造の森で自ら植えられたブナ林の手当をすため、マイクロバスに乗って上がれた。久斗山地区の皆さんも周辺の整備や草刈のための総出作業を行われていたそうである。
森は海の恋人という言葉や活動は承知していて、近年、日本各地の漁業者の皆さんが漁業資源復活のため、森の整備や広葉樹の植樹活動を行っています。
地元の漁業者の代表にブナを植える会の皆さんをご紹介しようと考えていたが、所用でお会いすることが出来ませんでした。が、会の代表の方にはそのことを少しお話をして、次回のこととしました。
その後、その代表から「魚つき林」という言葉を知らされた。「魚つき林って!」早速ヤフーのウィキペディアで知らべると、「昔から漁業者の間では海岸近くの森林が魚を寄せ付けるという伝承があって、漁師の皆さんが森林を守ってきた歴史がある」そうです。
科学的に明確な根拠が解っているわけではなかったが、経験的に古人はいろんな現象から森と海の関係を知っていたことになります。
ところが、最近、海岸の岩礁に海藻が生えなくなる磯焼けという現象が見られるようになり、これが奥山の森林の荒廃が進むにつれ、海に流れ込む水の成分が変化したためではないかと言われ始めました。
海の生態系と陸の生態系が大きな関係があることが次第に明らかになるにしたがい、私たちの行動も山と川と海の連携を大事にしなければならないと更に思う。