新温泉町浜坂にある先人記念館「以命亭」と西光寺の脇の小路を下ると小さな川が流れています。
川の片側には、高い石垣と古い塀が連なる家並みがあって、昔の面影を感じさせてくれます。
その反対側には、日本アルプスをイメージした屋根の建物が「町立加藤文太郎記念図書館」で、そこには新田次郎の小説「孤高の人」や谷甲州の著作「単独行者」のモデル浜坂出身の登山家加藤文太郎を記念した資料館もあります。
川沿いの路をいつしか味原小径と呼ぶようになり、湖畔には花菖蒲が見頃です。
黄色と紫の花が初夏の風情を楽しませてくれます。「何れが菖蒲かかきつばた」どちらも優れたものを褒める場合によく使われるが、アヤメも花菖蒲も杜若もよく似ていて、判別がつきにくい面もあるらしい。