2日の日曜日、田君川のバイカモまつりを見て久斗山の創造の森ふれあいのまつり会場に向かう途中、善住寺を過ぎて山道に入ると、道端にはウツギの白い花が咲き誇っていた。
佐佐木信綱作詞の詩にあるように初夏を感じ、体一杯に夏の風を浴びる。
佐佐木信綱作詞
1 卯(う)の花の匂う 垣根(かきね)に
時鳥(ほととぎす) 早(はや)も来(き)鳴きて
忍(しの)び音(ね)もらす 夏は来ぬ
2 五月雨(さみだれ)の 注(そそ)ぐ山田に
早乙女(さおとめ)が 裳裾(もすそ)濡(ぬ)らして
玉苗(たまなえ)植(う)うる 夏は来ぬ
3 橘(たちばな)の薫(かお)る 軒端(のきば)の
窓近く 蛍(ほたる)飛び交(か)い
おこたり諌(いさ)むる 夏は来ぬ
4 楝(おうち)散る 川辺(かわべ)の宿の
門(かど)遠く 水鶏(くいな)声して
夕月すずしき 夏は来ぬ