はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

三国志(12)孔子

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三国志孔子と直接関係ないが、三国時代は魏と呉と蜀がそれぞれ君主が帝位につき軍略を駆使して凌ぎを削っていた時である。

 

孔子は約2500年前の人で、兵略には最も遠い人物であるから当然といえば当然であるが、論語にこうある。

 「政治とは何でしょうか」と弟子の子貢に問われた、孔子はこう答えている。

 「食料を十分にすること」   「経済」

 「軍備を十分にすること」   「国家の安全保障」

 「人民に信頼してもらうこと」 「国民との契約・公約」

 「どうしても省かなければならないとすれば、その三つのうちのどれが先でしょうか」

 「軍備を罷めることである」 と、孔子は言った。遺る2つのうちでは、どうでしょう」

 「食料を棄てる。昔から誰にも死はある。人民に信頼されなければ、政治は成り立たない」

 

はたして現在の政治は順番が真逆か。それとも否か。

宮城谷昌光氏の三国志を読んで

 

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