重要無形民俗文化財に指定されてるこの行事は、但馬地方に昔から行われてきたが、今なお遺されているのはこの新温泉町久谷と湯村温泉など数か所しかありません。
新温泉町久谷では、毎年6月5日夜8時頃に行われます。よもぎ・菖蒲などで作られた綱を子ども組と大人組の対抗でなされます。
7度引き合い、途中綱を地面に打ちつけたりもします。
最後の綱引きをオサメヅナと称し、大人組が勝つと豊作になるとされるています。終了後、綱は道路脇に蛇巻きにされます。
また、湯村温泉まつりに行われる菖蒲綱引きは、湯村温泉の開祖慈覚大師への感謝と子ども達の健やかな成長を祈願するお祭りです。
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慈覚大師への感謝で湯村温泉祭りが始まります。
名物の大綱引きは、長さ約100m、重さ約4t、直径50~60cmもあり地元住民と観光客が一緒になり勝運を競います。
◆と き 平成28年6月5日(日)◆ところ 新温泉町湯地内◆内 容 荒湯地蔵尊・慈覚大師報恩感謝供養 稚児行列・子供樽みこし 商店事務所巡り得点競争 歌謡ショー・菖蒲酒鏡開き 菖蒲綱引き ※各種路上出店もあります。
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