今日は「じゃぶ」を作りました。
鶏肉、野菜、糸こんにゃく、豆腐を砂糖、醤油、酒で煮込んだものです。
祭りや冠婚葬祭など人が集まるときに大鍋でたくさんふるまうおもてなし料理として、各家庭で作られてきた新温泉町の郷土料理です。
昔は地鶏を使い、肉が手に入りにくい時代に貴重なごちそうでした。
水を入れずに豆腐、野菜から水がじゃぶじゃぶと溢れ出ることから名づけられた、「じゃぶ」。
ポイントは水を使わないことと、ネギは最後に加えることです。
四国や鳥取にもあるそうです。
味は筑前煮に似ているでしょうか。筑前煮よりつゆが多く丼ものにもいけます。
栄養バランスも良く、簡単ですので、ぜひご家庭でも作ってみてください。
「じゃぶ煮」の作り方
■材料(4人分)
鶏もも肉 100g 鶏むね肉 100g
糸こんにゃく 100g ごぼう 50g
にんじん 50g 玉葱 中1本
青ねぎ 2本 豆腐 1丁
調味料(砂糖 大さじ5 しょう油 大さじ3 酒 大さじ3 みりん 大さじ2)
■作り方
①鶏肉は乱切りにする。糸こんにゃくは食べやすい長さに切り、塩もみをし、洗っておく。
②ごぼう、にんじんはささがきにし、玉葱は縦にうす切りする。
③青ねぎは、2~3㎝くらいのぶつ切りにする。
④糸こんにゃく・ごぼうを鍋底にして入れ、玉葱・鶏肉・にんじんを順に入れ、豆腐を適当な大きさに切り上にのせ中火で煮る。
⑤煮上がったら味付けをし、おろしぎわに青ねぎを加える
八田のすずしろグループが作っている商品が五ツ星ひょうごにも選定されました。
また、「じゃぶ」丼専門の食堂が日曜限定オープンしたそうです。