澄風荘がある新温泉町浜坂は昔は浜坂町で、2005年10月1日浜坂町と温泉町が合併し、新温泉町と新しく町名が変わりました。
新温泉町には浜坂温泉、二日市温泉、七釜温泉の浜坂温泉郷に加え、湯村温泉の4つの温泉がある、まさにその名の通り温泉の町です。
みんなげ湯の町システム
浜坂温泉は昭和53年、消雪用水源の掘削ボーリング工事中に突然湧出した発見された温泉です。成分はナトリウムが多く、舐めるとしょっぱいです。
先日のMBS「ちちんぷいぷい」の「昔の人は偉かった 近畿湯治場めぐり」のコーナーでも紹介されていましたが、浜坂には「みんなげ湯の町システム」というユニークな配湯システムがあります。各家庭は全長18キロメートルのパイプでつながれ、お風呂の蛇口を捻れば家庭で浜坂温泉に入ることができます。
「みんなげ」というのはこの辺りの方言で「みんなのお家」という意味です。浜坂温泉は豊富な湯量で、一般家庭への配湯戸数は全国一を誇っています。毎日温泉に入れるのはとっても気持ちいいです。
浜坂温泉の効能:
源泉温度 - 76℃ 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復
ちちんぷいぷいの放送は放送後一週間は動画で見られます。
外湯 ユートピア浜坂
以命亭~あじはら小径~ユートピア浜坂
ちちんぷいぷいで紹介された七釜温泉ゆーらく館の記事でも書きましたが、澄風荘のお風呂は普通の家族風呂で小さいので大浴場をお楽しみいただけるよう、歩いて4分のユートピア浜坂の無料入浴券をお渡ししています。ユートピア浜坂は木曜が休館日なので、その日は七釜温泉へご案内しています。
ユートピア浜坂へは歩くとすぐなんですが、途中にある以命亭の裏道の遊歩道「あじはら小径」が風情がありお散歩にぴったりです。
あじはら小径を海側へ抜け、左手の坂をのぼるとユートピア浜坂が右手に見えてきます。坂をのぼる途中、浜坂の泉源と浜坂温泉配湯25周年を記念に建てられた「温泉さんありがとう」モニュメントがあります。
レンガを見ながら坂をのぼるとユートピア浜坂です。
日帰り温泉施設としてもお楽しみいただけますので、ぜひ浜坂へお越しの際はユートピア浜坂へお立ち寄り下さい。