三国志(11) 孔明泣いて馬謖を斬る

劉備玄徳は白帝城に丞相の諸葛亮孔明を招きこう述べられた。「丞相は馬謖を重用しすぎるが、馬謖は言が実を上まっている」 その後、蜀軍は魏に攻め入り、孔明はその先鋒の大役に馬謖を抜擢した。 街亭の主戦場に先に陣を進めた蜀軍は、川の畔に陣を構えず、高所が有利と頂上を目指した。 佐将の王平は、再三にわたって麓に…