「風説のビバーグ」 松濤明と加藤文太郎 加藤文太郎のことその16

6.加藤文太郎と松濤明 加藤文太郎と北鎌尾根といえば ,同じ北鎌尾根で命燃え尽きた松濤明が思い起こされます。 13年後の昭和24年奇しくも1月6日、槍ヶ岳北鎌尾根で加藤文太郎と同じようにパートナーを伴って、一人の単独行者が、命を落としています。 彼は死ぬ間際まで日記を書いていました。其の日記は、結果的に…