三国志(10) 七縦七擒(しちしょうしちきん)

諸葛孔明が南征中、賊の首領の一人猛獲に注目した。猛獲は、蛮族だけでなく漢人にも人望があることが分かった。 孔明は猛獲を捕らえたものには賞金を出すことを布告した。やがて捕らえられた猛獲を従えて、孔明は陣営内を巡って「この軍をどうみたか」と問うた。「このまえは陣の虚実を知らなかったから敗れたが、今度は看…