はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

かにソムリエが新しい但馬海岸グラスボート遊覧船でジオ体験

  6月29日本格的な夏シーズンを迎える直前、新温泉町のかにソムリエが山陰海岸ジオパークの中核にある但馬海岸を遊覧船で視察研修を行いました。

但馬海岸遊覧船乗り場

新温泉町浜坂芦屋の乗り場から乗り込みます。乗り場は山陰海岸ジオパーク館のすぐお隣です。

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天候にも恵まれ、穏やかな海面を滑るように浜坂港を出航します。

グラスボート遊覧船

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出航を待つかにソムリエたち

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かにソムリエ等約28名が乗った船は、この春新しくリニューアルした但馬海岸グラスボート遊覧船で、日本海の青々とした海底の様子がよく見えます。

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 まるで海の中にいるようで、どきどきします!

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洞門・奇岩についてのジオガイド

山陰海岸ジオパーク館の谷本館長が、研修のために洞門や奇岩・洞窟について地質学的な観点から解説して下さいました。

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 岩の名前から日本列島の成り立ちまで詳しくお話してくれました。

火山により日本列島が中国大陸から離れる時に残った柱状節理の成り立ちを目の前に見ながら聞くと、歴史の中で過去と現在が交錯するうねりを感じます。

三尾の大島の柱状節理

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柱状節理とは岩石の柱状の形をした規則正しい割れ目のことです。

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三尾の大島。

旭洞門

浜坂港を出て右側に但馬海岸の絶壁や奇岩・洞窟を見ながら名勝・天然記念物の但馬御火浦まで行き、ターンして西側方面の諸寄の西の洞門までのクルージングを満喫しました。

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旭洞門

旭洞門

↑は旭洞門5月20頃から1週間しかみられない日の出です。

その日の海の状況によってコースは変わりますが、洞門の中に入る日もあるそうですよ。

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 但馬海岸遊覧船はねこ船長で話題になりましたが、残念ながら今回は会えませんでした。Facebookをチェックしてみてください。

 

遊覧船の運行情報

透き通る青い海と、ダイナミックな岩石、地形の妙。

新しいグラスボート遊覧船で夏の山陰海岸ジオパークを海の底まで体験してはいかがでしょうか?

 

 運行期間は 3月から11月 運行時間 午前9時30分から 約30分おきに運行
 周航時間  約50分間   乗船料金 大人1600円 小人 800円
 定員    64名  2隻

お問い合わせ 0796-82-1904 

www.yuuransen.jp

御火浦海上タクシーもおすすめ

洞門の中へ入ったり、小型のボートでより身近に山陰海岸を体験するなら 御火浦海上タクシーもおすすめです!

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blog.livedoor.jp

 

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