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はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

横山光輝の『殷周伝説』コンビニ本/ 潮出版社のコミックスの魅力

カジュアルワイド版『殷周伝説』 横山光輝さんの『殷周伝説』のコンビニ本(カジュアルワイド)を読みました。 中国の伝奇小説『封神演義』を元に、殷代末から殷の滅亡、周建国までが描かれる漫画作品です。 最終巻刊行後に横山先生が亡くなられてしまったの…

中国の歴史5 三年泣かず飛ばず 楚・莊王

終わりの見えない春秋時代半ばに来ました。 実はこの中国の歴史シリーズ、wordで50ページ近くある、父(澄風荘・主人)が書き溜めた文書を元に書いています。 いつか終わるんでしょうか。 三年泣かず飛ばず 楚・莊王 鼎の軽重を問う 楚・莊王 周・王孫満 知…

中国の歴史に学ぶ4 宋襄の仁と晋文公・重耳 戦いの礼節

春秋時代前期、斉の管仲の話からの続きです。 (注:この記事は長いです。ご興味のない方は飛ばしても構いません^^;) 前の記事: blog.syofuso.com 宋襄の仁 宋・ 襄公 三舎を退く 晋文公・重耳(ちょうじ) 介子推(かいしすい) まとめ

中国の歴史に学ぶ3 管鮑の交わり 真の友情

細々と書いてる中国の歴史に学ぶ3です。 blog.syofuso.com 春秋前期は盟主覇権時代 盟主が牛耳る時代 斉の桓公・晋の文公ら 管鮑の交わり 斉・管仲と鮑叔 まとめ 春秋前期は盟主覇権時代 幽王崩御後、諸侯は廃太子となっていた宜臼を平王として即位させ、周…

中国の歴史に学ぶ2 周王朝の時代

中国の歴史に学ぶその2です。以前に書き溜めたものを編集しつつupしています。 天下を釣る(てんかをつる) 覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず) 笑わぬ后褒姒 まとめ/傾国の美女 天下を釣る(てんかをつる) 明初に描かれた渭水での呂尚と文王の邂逅…

中国の歴史に学ぶ1 殷の紂王と妲己

中国の歴史が好きで、宮城谷昌光氏の小説や歴史本を読んでいます。 自分の知識の整理のためにも、殷(商)の時代から三国時代までまとめてみました。 殷王朝首都(BC1350 - 1046)の遺構 photo by Naus (Wikipedia English version) [GFDL 1.2, GFDL or CC-B…

竹馬の友は親友人ではなかった!?

竹馬は今の時代には見かけることはあまりないが、今から半世紀も前、私たちが子供の頃には遊んだ記憶がある。 竹馬の友は、実は親友ではなくライバルであった!?。井波律子氏の著書「故事成句・・・」 によると、中国東晋時代貴族出身の桓温と殷浩は幼馴染…

三国志最終章

宮城谷昌光氏の三国志全12巻をやっと読み終えることができた。 1巻400頁近い大作でもあり、途中他の本にも浮気をしたりして相当の時間を費やした。 三国志 第十二巻 (文春文庫) 作者: 宮城谷昌光 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/04/10 メディ…

三国志(13) 死せる孔明生ける仲達を走らす

宮城谷昌光氏の三国志も第10巻目に入った。 魏国への遠征を繰り返していた諸葛亮孔明は、前回の第4次北伐においては優勢な状況を、部下である李厳が大雨による食料の輸送に失敗して食料が尽きたため、撤退せざるをえなくなった。 食料の備蓄のため三年待…

三国志(12)孔子

宮城谷昌光氏の三国志を読んで 三国志は孔子と直接関係ないが、三国時代は魏と呉と蜀がそれぞれ君主が帝位につき軍略を駆使して凌ぎを削っていた時である。 孔子は約2500年前の人で、兵略には最も遠い人物であるから当然といえば当然であるが、論語にこ…

三国志(12)孔子

三国志は孔子と直接関係ないが、三国時代は魏と呉と蜀がそれぞれ君主が帝位につき軍略を駆使して凌ぎを削っていた時である。 孔子は約2500年前の人で、兵略には最も遠い人物であるから当然といえば当然であるが、論語にこうある。 「政治とは何でしょう…

三国志(11) 孔明泣いて馬謖を斬る

劉備玄徳は白帝城に丞相の諸葛亮孔明を招きこう述べられた。「丞相は馬謖を重用しすぎるが、馬謖は言が実を上まっている」 その後、蜀軍は魏に攻め入り、孔明はその先鋒の大役に馬謖を抜擢した。 街亭の主戦場に先に陣を進めた蜀軍は、川の畔に陣を構えず、…

三国志(10) 七縦七擒(しちしょうしちきん)

諸葛孔明が南征中、賊の首領の一人猛獲に注目した。猛獲は、蛮族だけでなく漢人にも人望があることが分かった。 孔明は猛獲を捕らえたものには賞金を出すことを布告した。やがて捕らえられた猛獲を従えて、孔明は陣営内を巡って「この軍をどうみたか」と問う…

三国志(9) 七歩の詩

宮城谷昌光氏の三国志も第9巻に入ったところ、三国志にはない逸話であるが、曹丕と曹植二人の関係は父である曹操や母の卞氏の感情が弟の曹植に傾いていたこともあって微妙なものがありました。 曹操も優れた文人でありましたが、それ以上に曹植はすばらしい…

三国志(8) 禅譲

宮城谷昌光氏の三国志第8巻目を読破中です。 後漢の末期、曹操、孫権、劉備がそれぞれ鼎立し、三国時代に突入しょうとしていた。やがて、関羽が敗れて、続いて曹操が崩御された。 曹操のあとを継いだのは太子の曹丕で魏王となった。実弟でライバルであった…

三国志三国志(7) 関羽雲長

宮城谷昌光氏の三国志も第8巻に入ったところです。 先日ご宿泊のお客様から「三国誌のブログ見てますよ」との声を頂きました。 三国志の中で最も人気のある将軍の一人。 劉備、張飛との義兄弟の契を結び、超人的武勇の人で、また義理を重んじた人で、敵であ…

三国志(6) 水魚の交わり

三国志の中で劉備玄徳は、諸葛孔明と自分との関係を魚と水に譬えて、言うなればちょうど、魚に水があるようなものであると言ったという。 後の人は、これを水魚の交わりといった。 春秋時代、斉の管仲と鮑叔の友情関係を管鮑の交わりと言って、何時も鮑叔は…

三国志(5) 桃園の誓い

劉備、関羽、張飛の三人が桃園の下で酒を酌み交わしながら、義兄弟の誓いを結ぶ話であるが、この話も三国志演義の初めのころのハイライトシーンだ. しかし、正史の三国志にはない。それでも三人の義兄弟としての絆は深く強いものでした。 後に、諸葛孔明を参…

三国志(4)赤壁

三国志の6巻を読み終えて、7巻目にはいったところです。 三顧の礼でもそうだったように、赤壁の戦いもわりとたんたんと描かれています。 数年前にレットクリフという映画化されたものとははるかに違い、そこには諸葛孔明が祭壇を設えて東南の風を起こして…

三国志(3) 髀肉の嘆

三国志、劉備が、劉表のところに身を寄せてから、馬に蔵をつけて戦場で活躍する機会もなく年月が過ぎた。 劉備は劉表と酒宴を開いていたが、途中厠に立った劉備がふと自らの腿についた肉をみて嘆いたとき、その様子を劉表にみ咎められた。 劉表が訳を尋ねる…

三国志(2) 三顧の礼

三国志の中でも有名な場面の一つに三顧の礼があります。 目上の人(年上の人)が、目下の人(年下の人)に教えを希うときに使われる。 劉備が諸葛孔明の草慮を三回訪ね、三回目にやっと会うことができ、孔明が劉備の臣下となるエピソードに由来する。 日本で…

三国志

新温泉町浜坂の加藤文太郎記念図書館から借りて、いま、宮城谷昌光氏の三国志を読んでいます。これまで宮城谷物ほとんど読んできたが、今の三国志が一番長くて10数巻の大作です。 現在、6巻の途中、始め、軽く考えて読み始めたが、なかなか苦戦を強いられ…

人間万事塞翁が馬 宮城谷昌光『中国古典の言行録』より

さる人から薦められて、宮城谷昌光氏の『中国古典の言行録』を読んでいる。 中国古典の言行録 (文春文庫) posted with ヨメレバ 宮城谷 昌光 文藝春秋 1996-10 Amazon その昔、中国の塞の近くに住む人が、ある日一頭の馬に逃げられた。近所の人々は慰めに来…

蟷螂後方にあり(とうろううしろにあり)

いつもお越しくださるお客様から宮城谷昌光氏の著書「中国古典の言行録」を戴いた。 荘子が、ある時林のなかを歩いていると、カササギが荘子の額をかすめて栗林のなかに舞い降りた。 荘子は弾をとって、カササギを狙い撃ちしょうとした。その時である。荘子…

糟糠の妻

糟糠の妻 著名な演歌歌手の事務所が社長と専務を解任したことで、テレビのワイドショウー や週刊誌がかしましい。 長年、辛苦を共にしてきた中での仲違いは、当然、格好のマスコミの餌食になるだろう。 ところで、最近の芸能界は、歳の差結婚が大流行で、無…

太公望が国を釣る!

梅雨時の晴れ間をぬって、日本海から約2キロほど溯った岸田川の川縁で、太公望たちが釣り糸を垂れている。 6月1日から岸田川は鮎漁の解禁が始まり、多くの釣人が鮎釣りを楽しんでいる。太公望は紀元前11世紀ごろの中国周時代の軍師。斉国の始粗、名は尚…

映画レットクリフPart2が大ヒット中

映画レットクリフPart2がPart1に引き続き大ヒット中である。なぜかこうも日本人は三国志が好きなようである。 三国志といえば、その登場人物が多士済々で劉備、孫策、孫権、曹操、関羽、張飛、超雲、周愉、呂蒙等の英雄、豪傑。そして勿論孔明や仲達は優れ…