はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

歌人佐佐木幸綱氏の歌碑 浜坂文学碑巡り6 

父として幼き者は見上げ居り 願わくは金色の獅子とうつれよ 風を早み磯に立つ波高けれど 沖に広がる但馬のブルー 前田純孝賞の選者の一人である早稲田大学教授・歌人佐佐木幸綱氏の歌碑です。浜坂の 松の庭の一角に平成20年8月に建立されたものです。 氏…

カニソムリエがソムリエに挑戦

11月6日の松葉ガ二の解禁を控え、この程新温泉町の浜坂観光協会では、カニソムリエ達がカニに合うワインや日本酒をお客様にお勧めするための勉強会を開催した。 講師にはキリンビール株式会社からシニアワインアドバイザーや地酒の地元酒造会社の社長も加…

但馬御火浦と後鳥羽上皇 浜坂文学碑巡り5

後鳥羽上皇御製 思いやれ 憂き身を御火の浦風に 泣く泣く絞る 袖のしずくを 源頼朝の死後、承久の変に敗れた後鳥羽上皇が隠岐に流される途中、1221年(承久3年)旧暦7月の(新温泉町浜坂)三尾の沖で遭難し掛かったところ、三尾の住民に助けられ、厚く…

富田砕花詩碑 浜坂文学巡り4

御火ノ浦三尾小島の大島に 野路菊咲かば 愛しからまし 砕花 富田砕花は明治23年岩手県盛岡市に生まれ、後に芦屋市に住んでいた。加藤文太郎の山の指導者でもある藤木九三氏とも交流があった。その関係かどうか解らないが、こよなく但馬を愛し、特に浜坂と…

坂村真民歌碑 浜坂文学碑巡り3 

念ずれば 花ひらく 真民 ユートピア浜坂の前の庭に建立されている歌碑です。 念ずれば 花ひらく 念ずれば花ひらく 苦しいとき 母がいつも口にしていた このことばを わたしもいつのころからか となえるようになった そうしてそのたびに わたしの花がふしぎと…

浜坂の松葉ガ二が有馬でデビュー

太閤さんの湯でも知られる有馬温泉と松葉ガ二の屈指の水揚を誇る浜坂漁港とが、この程松葉ガ二の売買契約を締結した。 調印式には、浜坂漁業組合の川越一男組合長と有馬温泉観光協会當谷会長が臨み浜坂のカニソムリエ4名も同席した。 契約では、松葉ガ二が…

前田純孝歌碑 浜坂文学碑巡り2 

いくとせの 前の落葉の上に また 落葉かさなり 落葉かさなる 純孝 前田純孝は、明治13年今の兵庫県新温泉町諸寄に生まれた。御影師範学校時代から「新詩社」に属し、機関誌「明星」に投稿した。 その頃与謝野鉄幹から東の啄木か西の翠溪か、と嘱望されてい…

コスモスの季節

瞬く間の季節の移り変わり、すぐこの前までは厳しい暑さのだったのに日本海側では、すぐそこまで冬の兆し。あと三週間もすれば松葉カニの解禁です。 有り難いことにまたまた大変忙しくなる時期になりますが、今は束の間の静寂の時、コスモスの花が咲き誇り、…

カニソムリエと漁業婦人部との交流会

この程、浜坂観光協会では11月6日からの松葉カニの解禁を控え、カニソムリエと漁業婦人部との交流会を行いました。カニ漁や女性の方々の浜の作業について実態をお聴きしたり、様々な意見交換で親交を深めました。 これもカニソムリエ事業の一環で、10月…

「孤高の人」の文学碑 浜坂文学碑巡り その1 

山陰海岸国立公園の大海原が広がる浜坂県民サンビーチには、日本白砂青松100選の一つ「松の庭」がある。その一角に新田次郎先生「孤高の人」の文学碑が建っている。碑には小説「孤高の人」から抜粋した加藤文太郎が結婚式の朝、観音山から浜坂の町を見下…

浜坂秋祭り

2008/10/08撮影 この日は、浜坂で秋祭りがありました。 写真は宇都野神社でのさかきや、御輿の準備中の風景です。 関連・参照:宇都野神社と麒麟獅子/美方郡新温泉町 blog.syofuso.com blog.syofuso.com blog.syofuso.com blog.syofuso.com blog.syofuso.com

素敵なご夫婦のお客様と、パチリ☆

ご遠方より、小さな当宿に御宿泊下さり、誠にありがとうございました。 とても素敵なご夫婦のお客様で、僭越ながらご一緒に写真を撮らせていただきました。 御夕食は、囲炉裏で、あわびつき海賊焼を召し上がっていただきました。 ご満足頂けたようでこちらも…

アニバーサリー♪

結婚記念日のご旅行で来られた素敵なご夫妻。15周年だそう。 夕食にシャンパンサービスをさせていただきましたが、喜んで頂けたようで 何よりでございます。 ご夫婦お二人のこれからの幸を少しでもお祝いさせていただけたこと、 大切な記念日のご旅行の宿と…

加藤文太郎「孤高の人」新田次郎/文学碑巡り

カニソムリエの研修の一環として、このほど地元(新温泉町浜坂)にある文学碑について知識を深めるため広く知るため、文学碑巡りを行いました。 単独行で知られる加藤文太郎をモデルにした「孤高の人」の作者新田次郎さんや与謝野鉄幹に石川啄木と「東の啄木…