何度も澄風荘をご利用くださっているリピーターのお客様です。昨日は竹田城の近くの明延鉱山跡地を見学されました。
明延鉱山跡地は閉山前には銅、亜鉛、スズの粗鉱生産量が月産 25,500 t あり、生野銀山とともに栄えておりました。
また、1912年(大正元年)に明延鉱山の鉱石を神子畑(みこばた)選鉱所に運ぶためにつくられた 5.75 km の鉱山列車「明神電車」は、1952年(昭和27年)以来、乗車賃「一円」で乗客を運んだことから、「一円電車」として有名になったこともあります。
現在、明延鉱山跡には、選鉱所の建物や鉱山鉄道で使われていた踏切の警報機、レール等が、2006年に現認されています。
鉱山で使われていた鉄道車両(明神電車と蓄電池機関車、貨車等)や明延鉱山探検坑道は、養父市立あけのべ自然学校が管理しています。
明神電車の一部の車両は、朝来市の「道の駅 あさご」にも、三両静態保存されています
今日は、鳥取にお泊りで山陰海岸ジオパークを満喫されます。