ユネスコのジオパークの登録を目指す、山陰海岸国立公園の中核に位置する新温泉町浜坂海岸では、7月の第二日曜日のこの日、兵庫県青年協力隊の皆さんの参加の中、町民総出で海岸の清掃を行った。
ジオパークとはその景観美のみならず、地質学的にも重要且つ貴重な地質遺産としての自然公園です。
山陰海岸国立公園は、西は鳥取砂丘から東は京都府の経ヶ岬までの約75kmの海岸を指しますが、その中には玄武洞や多くの温泉地帯も含まれております。昭和38年に国立公園に指定され、名勝及び天然記念物の「但馬御火浦」「浦富海岸」や名勝「香住海岸」など素晴らしい海岸美を形成しております。この海岸美形成は、日本列島が大陸の一部から分裂が始まり、日本海の拡大が終わった時代にかけて、繰り返された激しい火山活動により多くの洞門や洞窟がつくられました。まさに地球の博物館と言われる所以です。
私たちは来年のユネスコの登録を目指し山陰海岸ジオパーク構想をたて、様々な活動を行わなければならないと思います。
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