浜坂観光協会で主宰するかにソムリエの会は、この程新温泉町居組のジオパークエリアを見学するジオッアーを15名で行った。
案内役は、この度ジオガイドとしてデビューした居組の地区公民館長の亀谷忠明さんが行った。
江戸時代中期に不動明王の仏像が流れ着いたと言われる不動山は、177種以上の暖地性植物群落が残り、県の天然記念物にも指定されている。
また、隣りの鳥取藩の菩提寺を移築したため、徳川家の三つ葉葵のご紋が入った妻飾りが使われている龍雲寺等を訪ねた。
鳥取藩の三つ葉葵のご紋は、三代池田光仲に紀州徳川頼宣の娘(徳川家康の孫娘)が、輿入れしたことに関連がある。この時、徳川家との姻戚関係の威厳を表わすため、麒麟獅子の舞が奉納されたと言われています。
その他、大歳神社や漁港を散策した後、七坂八峠を歩いて魚見台公園からの眼下に広がる山陰海岸は、まさにジオパークに相応しい景観美である。
今後も陸地からのジオスポット巡るジオツアーの計画を願いたいものです。