今年は山の日が制定された記念の年です。私たちは8月11日加藤文太郎さんのお墓参りを済ませたあと、加藤文太郎ふるさとの碑を訪ね、その後新田次郎さんの孤高の人の文学碑にもお参りしました。
9月15日には、久斗川の上流の山に栃の木二本を植樹いたしました。
「第27回藤木祭」に参加
この度10月2日芦屋市の高座の滝前で行われた第27回藤木祭に、加藤文太郎を語る会から三名が出席いたしました。
藤木九三翁の山に対する多大なご功績を顕彰するため、津田周二さんらが中心になって昭和38年5月12日この高座の滝にレリーフが建立され、以来山の聖地として多くの登山者が訪れるところです。
藤木祭は今年で27回を数えますが、九三翁は小説孤高の人や単独行者の主人公でもある加藤文太郎はじめ多くの登山家を育てられました。
式典には藤木九三翁の御次男藤木高嶺先生(90歳)やご長女の藤木摩耶子(93歳)さんもご出席され、ご挨拶や藤木翁の短歌の朗詠がそれぞれ行われました。
地元芦屋市長の山中健さんの来賓の祝辞のあと、「六甲の緑を守ろう」と題して神戸市森林整備事務所所長のお話がありました。
アシヤユースコーラスの皆さんのいろいろな山の歌がご披露され、最後に参加者全員で「雪山讃歌」を合唱して盛会のうちに終わりました。
山や加藤文太郎への思いを新たにした藤木祭でした。
参加させていただき、ありがとうございました。