はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

谷甲州さんが加藤文太郎の墓参

 

 

 

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3月1日新温泉町浜坂出身の登山家加藤文太郎の墓参を作家の谷甲州さんが行った。

 

谷さんは、10年前にも新温泉町浜坂を訪れ、加藤文太郎をモデルとした小説「単独行者」の執筆の取材をされた。

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谷さんは、2005年の加藤文太郎生誕100年、雑誌「山と渓谷」の加藤文太郎特集記事執筆で初めて来町されて今回で3回目となります。

この度の訪れは、40年以上前青年海外協力隊でネパールに赴いていたときのメンバー5名が同行し、西村銀三町長や地元の加藤文太郎関係者の歓迎を受けました。

その後、日本海新聞記者のインタビュー受けられ、加藤文太郎への思いを熱く語られました。

 

谷甲州先生 日本海新聞

日本海新聞2018年3月7日但馬版

小説「単独行者」は、同じく加藤文太郎をモデルとした。新田次郎さんの小説「孤高の人」にない新しい切り口で、単独行加藤文太郎の真実に迫っています。

孤高の人が、山に出かけない多くの人たちまでも加藤文太郎ファンを獲得したが、一方で冬の槍ヶ岳北鎌尾根に同行した吉田冨久氏(小説の名前は宮村健)の評価が片手落ちの感が否めず、私の中にもやもやとしたものが存在していました。

私のこのフラストレーションを解消してくれたのが、谷さんの「単独行者」でした。

翌朝(3月1日)近くの花屋さんで花を買われて、加藤文太郎の墓に手向け、文太郎の冥福を祈られました。

谷甲州先生がまた浜坂を訪れ、加藤文太郎への思いを共有することができ、感謝とともに感動しております。

今後も谷甲州の執筆活動を応援させていただきます。

加藤文太郎の故郷としての浜坂のPRも続けてまいります。

加藤文太郎のことについては以下のシリーズ記事をご参照下さい。

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