はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

荒湯は湯がき名人

但馬にも初夏を迎える頃となりました。ゼンマイ、ワラビ、筍などの姿もとんと見えなくなり、山椒の実や伽羅蕗も旬を過ぎようとしています。

先日、少しまとまった伽羅蕗が手に入ったので、新温泉町湯村温泉の荒湯に出かけて湯がかせていただきました。

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見知らぬ近所のおじさんが、調度良い湯がき時間をご親切に教えてくれました。その人曰く「フキなら30分あれば十分」とのことで、湯がきのあと直ぐ側の春来川で冷やして帰りました。

荒湯で湯がくと後の調理がしやすく、煮物やフキの佃煮に上手く仕上がりました。

正に、荒湯は湯がきの名人と言えますネ。

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