但馬にも初夏を迎える頃となりました。ゼンマイ、ワラビ、筍などの姿もとんと見えなくなり、山椒の実や伽羅蕗も旬を過ぎようとしています。
先日、少しまとまった伽羅蕗が手に入ったので、新温泉町湯村温泉の荒湯に出かけて湯がかせていただきました。
見知らぬ近所のおじさんが、調度良い湯がき時間をご親切に教えてくれました。その人曰く「フキなら30分あれば十分」とのことで、湯がきのあと直ぐ側の春来川で冷やして帰りました。
荒湯で湯がくと後の調理がしやすく、煮物やフキの佃煮に上手く仕上がりました。
正に、荒湯は湯がきの名人と言えますネ。