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はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘のスタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

加藤文太郎のことその15 妻花子さんと愛娘登志子さん

加藤文太郎

加藤文太郎のふるさとの碑」の高台から浜坂の町と青い海を眺めると、しんとした静寂さがこころに広がり、文太郎の孤独と彼を支えた一人の女性の孤独が思い寄せて来るように感じます。

人は、決して一人では孤独を知ることは出来ません。沢山の人との出会いの中で、文太郎そして彼をめぐり、彼を愛する人達のそれぞれの中の孤独を知ることではないでしょうか。

孤高の人とは、他人の孤独を知り、思いやることのできる、その本当の意味と価値の解る人のことです。

加藤文太郎と花子さんの一人娘登志子さんは、「結婚して直ぐに私が生まれ、もし、私が生まれていなければ、母の人生もまた変わっていたかも知れない」と、述べていますが、歳若くして寡人となりながらも、女手ひとつで一人娘を育て上げ、凛と強く生き抜いた花子さん。

新田次郎氏に小説の実名を主張して、譲らなかった花子さんの覚悟は、いかなる状況であろうと、彼女は加藤文太郎の妻、加藤花子のままで生涯を送られたと、わたしは堅く思っております。

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