神戸の「ブナを植える会」(桑田結会長)の皆さんが、平成3年から毎年新温泉町久斗山「創造の森」でブナ林復活のための活動を続けていただいてます。
「ブナを植える会」は約30年程前に発足。発足当時のメンバーには新田次郎さんの小説「孤高の人」や谷甲州さんの「単独行者」などのモデルで新温泉町浜坂出身の加藤文太郎との縁がとても深い人が多かった。
津田周二さん、多田繁次さん、永楽孝一さん、小野照美さん等がおられ、「創造の森」にブナの木を植えることになった当時の会長が片山英一さんでした。
片山さんも加藤文太郎が冬の槍ヶ岳北鎌尾根で遭難したときの捜索に携わったメンバーの一人で、加藤文太郎を語る会が行った加藤文太郎の講演会の講師としてお迎えしています。
創造の森にブナの木を植えるようになって20年以上になりますが、山陰海岸ジオパークがユネスコの世界ジオパークネットワークから世界の認定を受け、これを契機に自然環境の保護を目的とした地元の漁師さんや地元住民ともブナの木で交流を深めてはどうでしょうか。