新温泉町商工会は、30日曹洞宗安泰寺住職ネルケ無方さんを講師に迎え、「外国人旅行者のおもてなし」について研修会を行った。
ドイツ人のネルケさんは、高校のころサークルで座禅と出会い、将来禅僧を目指して大学では哲学と日本語を専攻された。
在学中1年間日本に留学し、そのあいだに半年間久斗山の池ケ平の安泰寺で修行体験を行う。一旦帰国して大学の修士課程を終了して、再び日本を訪れ安泰寺に入山し、宮浦信雄老師に師事し、宮浦老師のあとを継いで2002年安泰寺住職となる。
禅を追求されるネルケさんは、侘とか寂びなど和の心を最も大切にされ、わたしたち日本人より日本人的な方でもあるかと思います。