加藤文太郎のご縁で、神戸のブナを植える会の皆さんとの交流が始まって30年近くになります。
平成4年からは、新温泉町久斗山にある創造の森に1000本のブナの苗木を植えていただくようになりました。
毎年一度は、そのブナの成長を見守るためにお越しいただいております。
平成28年6月5日(日)に、久斗山の創造の森でブナ祭り「第17回久斗山創造の森ふれあいまつり」が行われましたので、併せての御来町です。
加藤文太郎と言えば、新田次郎の小説「孤高の人」や谷甲州の小説「単独行者」のモデルとなった、新温泉町浜坂の出身の登山家です。
25年ほど前、今は亡き小野さんから加藤文太郎の直筆のハガキ2枚を頂きました。
小野さんは加藤文太郎と親交のあった登山仲間の方です。
ハガキのあて名は小野さんのご主人で、「加藤文太郎さんの活動に役立つようでしたら使ってください」との、ことでした。
この度、ブナを植える会で澄風荘へ来られた小野さんの娘さんにそのハガキの話したところ、そのハガキのコピーが「単独行」の古い原本のなかに挟んでおられたとのこと、あの時の小野さんのお顔があざやかに蘇りました。
第17回久斗山創造の森ふれあいまつりの様子は上田良介氏のブログで写真が掲載されています。
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