はまさか日記~澄風荘しょうふうそう~

兵庫県浜坂温泉・カニソムリエの宿・澄風荘の主人・スタッフが、但馬の文化や歴史、山陰海岸ジオパークのPR、浜坂の四季折々の魅力をお伝えしていきます。

余部鉄橋のこと

 今から98年前に開通した余部鉄橋は当時のお金で約33万円とういう巨額な予算と述べ25万人の人夫、二年の歳月をかけ、明治45年3月に開通しました。

 高さ41m、長さ309mは当時東洋一。現在でもトレッスル式鉄橋では、日本一を誇っています。余部鉄橋のこと

 昭和61年年末の悪夢のような出来事、強風による列車転落事故は多くの犠牲者を出しました。それからの余部鉄橋は、しばしば強風による列車の停車。浜坂までの距離が遠くなる。やがてあんなに盛況だった浜坂駅が閑散となり縮小の運命を辿る。

 7月16日はまかぜ五号をもって余部鉄橋は約100年のその役割を終えます。そして8月12日浜坂駅始発の普通列車から余部新橋梁供用が開始されます。余部鉄橋のこと