かにソムリエの会は、27 日地元の写真家下雅意敏さんを招き、新温泉町山陰海岸ジオパーク館で「写真で見る山陰海岸ジオパークの魅力」と題して講演会を行いました。
下雅意さんは町役場を退職後、何か地元に役立ちたいと山陰海岸国立公園の写真を撮り続けていたが、数年前、世界ジオパーク加盟に山陰海岸が手をあげたところから、これまで撮り続けていた山陰海岸国立公園の写真をすべてリセットし、改めて山陰海岸ジオパークの写真に切り替えて撮ることにされたそうです。
つまり、これまでは山陰海岸国立公園内の風光明媚な写真からジオパークである地質や岩石の自然遺産の表情を撮ることである。
写真は、季節や時間帯あるいは撮る側の位置でもその表情が変わるそうで、また天候状態によっても違ってくるので、一日を棒にふることもしばしばだそうだ。
下雅意さんは、「山陰海岸ジオパークは海岸だけでなく、滝や温泉、河川も含まれる。」「地元のジオポイントだけをアピールするのではなく、他地域のジオエリアも評価し全体で盛り上げなければならない」と熱くお話しをされた。