間人の宿「とト屋」さんへかにソムリエ研修
先日、山陰海岸ジオパーク事業の取組の研修として、新温泉町のかにソムリエ22名が京丹後市のとト屋さんをお訪ねした。
兵庫県、京都府、鳥取県にまたぐ山陰海岸ジオパーク
山陰海岸ジオパークは、平成22年10月ユネスコの世界ジオパーク連盟から加盟の認定を受けた。
そもそもこれは、山陰海岸国立公園を基礎として兵庫県、京都府、鳥取県にまたぐエリアを連携させ、他の地域のジオパークの皆様にも呼びかけて、ユネスコの世界ジオパーク連盟に加盟を目指したことに始まる。
日本でこの事業を先駆けて提唱し、他の府県に働きかけたのが、新温泉町のB氏であり、更に遡ると山陰海岸が国立公園に昭和38年7月に指定を受けたのは、同じく新温泉町の故山本茂信先生の功績が極めて大きいことを知る人は今は少ない。
中国の諺に「井戸を掘った人のことを忘れない」と、あるように、私たちが山陰海岸ジオパークの更なるステージアップを目指すためにもこれらの先人のことは忘れてはなるまい。
池田香代子さんの活動
京丹後市の池田香代子さんが、山陰海岸ジオパークの取組をエネルギッシュにされておられることは、つとに有名である。
以前、新温泉町商工会で8名ほどがお訪ねしたことがあるが、私たちかにソムリエの今回の研修はやや遅きの感は否めない。
山陰海岸ジオパークの課題
新聞やテレビでジオパークの評価が、世界遺産などと比べて同じような扱いを受けていない現状を考えると、山陰海岸ジオパークエリアはもとより、さらなる日本ジオパーク連盟ネットワークの連携強化がもっと必要であると考える。
人間の営みであるそれぞれの国の歴史的遺産も非常に大切であるが、私たちの地球の過去の歴史や成り立ち、さらには地球の未来を考える機会を青少年に持ってもらうためにも、もっと、学校の教科書の中にジオパークの明記がされることが必要と考える。